CBOTプロフィール

シカゴ・ボード・オブ・トレード(CBOT®)は金融から商品まで多様な先物・オプション契約を上場しており、1984年以来先物取引のスタンダードを築いてきました。3,600名を超える会員は50種類以上の先物やオプション契約をオープン・アウトクライ(立会場)そして電子取引を通じ取引しています。2004年にはその出来高は5億9,900万枚に達し、3年連続新記録を更新しました。

設立当初CBOTではとうもろこし、小麦、大麦や大豆など農産物の取引だけでしたが、その後年月を経て、貯蔵できない農産物や金、銀など非農産物の先物契約をスタートしました。1975年10月には政府住宅抵当金庫の抵当証券を原資産とするCBOT初の金融先物を上場し、それ以来数々の金融商品を対象とする先物契約を上場しています。米国財務省長期証券、中期証券、株価指数、スワップなどはその数例です。1982年には新たな市場の革新である先物オプションを上場しました。

150年以上にわたりCBOTの取引仕法は、立会場でトレーダーが向かい合って先物契約を売買するオープン・アウトクライでした。しかしながら成長するグローバル経済のニーズをより満たすため、CBOTは1994年に最初の電子取引システムを見事に立ち上げました。その後10年間、電子取引の普及に合わせCBOTではシステムを度々アップグレードし、2004年1月1日には最先端の取引テクノロジーを持つライフ・コネクト®により稼動する新しい電子プラットフォームをスタートしました。

新電子取引システムを開始すると同時に、CBOTは清算業務の移行も完了させました。2004年1月1日からシカゴ・マーカンタイル取引所が、CBOTで取引される商品全ての清算とその関連業務を遂行しています。このCME/CBOT共同清算リンクは二大金融機関を結合し、効率の良いオペレーション、証拠金そして資本効果をもたらし、先物取引をするFCMや個人投資家に多大な利益をもたらしています。

電子取引であれ公開競りであれCBOTの最大の役割は、その会員とお客様に価格発見、リスク管理そして投資目的のための透明で流動性の高い市場を提供することです。農家、大企業、中小企業、金融サービス業、国際的な商社などは、ヘッジングという方法で価格、金利、為替リスクを管理することができます。ヘッジングは現物ポジションに内在する価格リスクを、先物市場で同等かつ正反対のポジションを建てることにより相殺する手法です。ヘッジャーはCBOTの先物市場を使い、業績にマイナス影響を及ぼす価格の不利な動きからビジネスを守ることができます。

これらの先物市場はまた、世界のスペキュレーターに経済データ、ニュースまたはその他の情報を解釈させ、それに基づき価格に対する予想をたて、先物市場へ投資家として参加させます。スペキュレーターはヘッジャーの売り呼値と買い呼値のギャップを埋め、それにより一層流動性とコスト効果の高い市場を可能とします。それぞれが様々な意見を持ち異なる市場情報にアクセスする多様なグループの市場参加者により行われる取引は、価格発見につながりベンチマークとなる価格を生みだします。

CBOTの法人格は現在営利の自治自主規制法人です。米国デラウェア州で設立され個人と会員企業に仕えます。CBOTの会員権には複数あり、それぞれ取引所に上場される市場の一部あるいは全てで取引することができます。会員3,600名のうち1,400名は正会員で、取引所の全商品へのアクセスを有します。